平成23年度相模向陽館高等学校不祥事ゼロプログラムの検証

1.基本方針

本校は、不祥事発生ゼロを目指し、以下の内容で「平成23年度不祥事ゼロプログラム」を定め全職員で取り組むこととする。

2.プログラムの策定

具体的な手続きやプログラムの策定は、事故防止会議が行う

3.プログラム内容

課  題 目  標 行動計画
1.不適正経理処理の再発防止 ※公費・私費会計の不適切な取り扱いの防止
※適切な現金処理
○財務規則に沿った会計処理の徹底を図る
○私費会計基準に沿った会計処理の徹底を図る
○現金は扱わないことを基本とし、扱う場合は、金庫で管理するよう徹底する。
○事例を基にした研修会を実施する
○点検チェックリストによる振り返りをする
2.個人情報等管理・情報セキュリティー対策 ※個人情報流出の未然防止
※個人情報の適正使用
○個人情報持ち出し申請手続きを徹底する
○個人情報を受け渡す際に確認の徹底を図る
○私用によるインターネット利用を禁止する
○携帯電話、電子メール情報を適正に使用する
○点検チェックリストによる振り返りをする
3.セクハラ、わいせつ行為 ※基本的人権に配慮したセクハラ、わいせつ行為の防止 ○本校「教職員行動綱領」を遂行する
○事例研究資料や教育・啓発資料を活用する
○各種研修会を実施(DV・デートDV含む)する
○点検チェックリストによる振り返りをする
4.体罰、不適切指導 ※体罰、不適切指導の未然防止 ○本校「教職員行動綱領」を遂行する
○組織対応の徹底を図る
○事例を基にした研修会を実施する
○点検チェックリストによる振り返りをする
5.業務執行体制 ※非常事態への速やかかつ適切な対応
※各種資料の管理保管
○本校「教職員行動綱領」を遂行する
○危機管理マニュアルを作成する
○引継ぎを意識し文書・資料を作成・保管する
○事例を基にした研修会を実施する
○点検チェックリストによる振り返りをする
6.交通事故防止  酒酔い、酒気帯び運転防止 ※交通事故の未然防止
※酒酔い、酒気帯び運転の防止
○職員同士で確認する習慣をつける
○事例を基にした研修会を実施する
○点検チェックリストによる振り返りをする
7.公務外非行 ※公務員としての自覚を持った行動の徹底 ○事例を基にした研修会を実施する
○点検チェックリストによる振り返りをする
8.外国につながる生徒・保護者との関係づくり ※出身国(地域)の宗教や文化などの違いを理解し、適切に対応する。 ○各国の文化や宗教の学習と情報収集
○事例を基にした研修会の実施
○点検チェックリストによる振り返りをする

4.活動状況

日付 内     容
6月28日 平成23年度事故・不祥事ゼロプログラム計画について
7月22日 県全体の事故・不祥事防止の取り組みより
9月 ?1日 啓発資料vol33より「信頼される教職員を目指して」勤務時間外、職場外の不祥事を問題行動から考える 
10月13日 事故・不祥事ゼロプログラム:セルフチェックの実施
11月8日 「事故防止と生徒対応」について
広島県立教育センター作成資料を元に研修
11月17日 セルフチェック結果報告
12月22日 一人ひとりが考える今後の事故防止対策
1月12日 入学者選抜業務についての事故防止対策
2月21日 第2回セルフチェックの実施について
10 2月22日 外部講師による研修会を実施
*内 容  覚せい剤等薬物乱用の実態等について
*講 師  神奈川県警察本部薬物銃器対策課
薬物捜査伝承官 志水 佳比古氏
*場 所  本校コミュニティルーム
11 3月30日 第2回セルフチェック表の結果報告と今年度の事故不祥事防止に関する総括と次年度へむけて
その他:職員事故不祥事防止重点期間 12月22日~3月

5.検証と評価

(1)セルフチェックより検証

  1. 第1回
  2. 「すべての項目でA(大変良い).B(良い)であわせて9割以上を占めている。時期的に、翌週から始まる中間テストやその後のテスト返却など個人情報に係る事故の発生を意識しお互いに意識しながら声を掛け合い事故がないような環境を作るよう徹底を図った。

  3. 第2回
  4. 前回同様全項目で「大変良い」「良い」というなことで大半を締めており意識としては良好な状況といえる。その中でも個々に見ると「インターネットの利用」と「危機管理マニュアルを意識した業務の遂行」については、若干ではあるが数値が低く現状より意識が低くなりつつあるため、再度マニュアル等の確認を行ない事前防止に努めた。

(2)評価(総括)

「相模向陽館高校では、年間11回にわたって、計画的に事故防止研修会を開催してきたところである。とりわけ、外部講師による研修については、県内で教員による覚醒剤使用事件が2件も発生したことを受け、麻薬取締りの最前線で活躍している県警の方を講師として招き、麻薬使用の恐ろしさをまざまざと見聞きするような、臨場感あふれる講話をきくことができ、大変有意義な研修となった。

また、事故・不祥事を起こさないようにするため、1月以降、校内のグループウェアを使って、臨任、非常勤、教員補助者を含む職員全員が、毎日日替わりで「私の考える事故・不祥事防止策」というタイトルで、コメントを記し、それを職員がパソコン上で毎朝閲覧する、という取組みを行ってきた。全職員が事故・不祥事を起こさないようにするための方策・心得を、自分の頭で考え、それを文章にまとめて人に伝える、というこの取組みを通して、わが身、我がこととして考える機会、また、同僚がどういったことを考えているのかということを簡単に知る機会、また、人のコメントに日々目を通して自戒する機会として、大いに効果が挙がっていると、職員も口々に述べている。これらを今後「相模向陽館版 事故・不祥事防止心得」として冊子にしたいと考えている。いずれにしても、事故・不祥事防止は不断の努力と取組みに勝る予防策はないと考えている。」

 (3)今後に向けて

項目1~7までは次年度も引き続き防止に努め、23年度に充分な研修ができなかった項目の8についても継続項目として24年度の早い時期に全体の研修を行う計画である。