相模向陽館高校 研究発表会

11月16日(金)・17日(土)の2日間に渡る本校の研究発表会に17都道府県から、 学校関係者、教育行政関係者、学校支援ボランティア等、 延べ約300人の方が来校してくださいました。感謝申し上げます。 どうもありがとうございました。

分科会E 人間関係を築く力、セルフコントロール力の育成
        『すこやか』の取組み2


2年次

本校では、学力に不安を持つ生徒や人間関係の躓きから小・中学校時代に不登校を経験した生徒が多く通学しています。 こうした生徒たちの入学から在学期間半ばまでの重要な課題として「良好な人間関係を築き、 自分の気持ちや考えをうまく表現していく力」を養うことであると考えました。 この課題解決のため、「すこやか(総合的な学習の時間)」を設置し学習計画の作成に取り組んできました。
 「すこやか」の取組には、2つの特徴があります。1年次に行った取り組みをステップアップさせて 2年次にも取り組むスパイラル的な展開と「先生へのインタビュー」「新聞作り」「カルチャー教室」 「宿泊学習」など体験的な学習を多く取り入れることでより生徒が自分の置かれている現実にしっかりと 向かい合い課題解決していく能力を身につけることができるようにしたことです。
 この2年間で、生徒個々の変容、クラス・年次集団の変容を欠席日数の定量分析、 学習課題ごとの生徒の感想、映像を使いながら説明を行いました。


  


参加者アンケートより


  • 使命感を感じており取り組んでいらっしゃるということで頭が下がる想いでした。
  • 教員同士のコミュニケーション、信頼関係がまず1番大切な土台であると感じました。
  • 「すこやか」のプログラムを考える上で、先生同士の関係も良くなることが素晴らしい。
  • 子ども達の可能性を信頼しての取組みがすばらしい。
  • 先生方の強い意志を感じました。
  • 「すこやか」の1年次のワークシート集があれば、是非参考にさせていただきたいと思った。
  • 春の集中授業の中での生徒の感想で、友達ができやすくなった、キッカケになったという話が印象に残りました。学生のときにこのような授業があったら、私にも大きな影響があったのでは?!と思いました。
  • 2年次の宿泊学習で“怒らない”って先生が宣言されて、生徒にも協力を約束してもらうことなど、工夫があり、先生方の努力がすごい。
  • 生徒たちが変容しやすい内容となっているように感じます。1年次の様子と2年次の様子が大きく変わってきていることが説明から理解できました。
  • 2年間のすこやかの学びが少しずつ実を結んでいるのがよくわかりました。
  • 私の勤務校はソーシャルスキルが身についていない、人間関係が不得手な生徒が多く、授業や総合的な学習の時間を利用して社会性が身につくような取組みをしています。すこやかの実践は大変参考になります。
  • 先生達の取り組みと思いが生徒達に伝わり、変化していく様子を見せていただき、私たちも結果を求めず相手を信じる気持ちを一番に顔晴りまーす!!
  • 集団の中での指導を大変効果的に実践されていて素晴らしいと思いました。
  • 宿泊研修など、体験的な活動をとおして生徒が成長していく様子がよくわかりました。
  • 「コミュニケーション能力の育成」「セルフコントロール」という目標は、この学校の生徒だけでなく、全ての子どもに、できるだけ早い時期から教育の内容にしていただけると良いと思いました。
  • 守られた学校と社会のギャップを埋める作業をどのようにされているのかも知りたいと思いました。